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フラタニティ

元来は様々な社会的機能を発揮した連帯組織のこと。また現代では北米において、大学・大学院の男子学生社交団体を指す(詳しくは「フラタニティ」「フラタニティとソロリティ」を参照)。機関名としてのフラタニティは、同じ鶴巻和哉監督作品である『フリクリ』にもみられる(なお『フリクリ』でもエキゾチックマニューバと似たシステムがある)。本編では命令系統や成立も含め多くが語られなかったが、トップレスとバスターマシンを擁し、宇宙怪獣と戦う機関として描かれている。

トップレス [編集]
トップレスとは独自の超・能力(トップレス能力)を持つ者のこと(上半身裸の意味ではない)。名称は能力を使っている間は頭の中が空洞になることに由来する[9]。多数存在するが、フラタニティに呼ばれるほどの才能の持ち主は、一億人に一人の割合しか存在しない[9]。バスターマシンの動力源もトップレス能力(エキゾチックマニューバ)による。

能力
各々の能力者によって、得意な能力の種類があるらしい。例えば、ラルクの場合は物質転送、ニコラは物質や電脳に対する遠距離操作、チコはテレパシーが得意なようだ。
トップレスに関する研究
作中の時代は、トップレス能力者が出現してから数千年経っており、能力に対する研究もかなり進んでいるとされている。研究の成果として投薬や外科治療による能力の喪失も可能になっているが、この治療法が広く行われていないことから、心身に害を及ぼす危険の高い手術であることが伺われる。
あがり
ある一定の年齢に達すると微熱が続くようになり、それを合図にこの能力は失われる(これが「あがり」と呼ばれる)。トップレス能力の喪失は脚本家の榎戸によると「幼児期特有の万能感が失われること」と言う表現で示される(また榎戸によると企画当初は監督の鶴巻の方から「20歳を過ぎるとバスターマシンを動かせなくなる」と言うプロットが提示されていたらしい)。現在トップレスのコーチを行っているカシオも元々は伝説になるほどのトップレスであり、ディスヌフのパイロットとして活躍していた。
「あがり」を迎え、現実と向き合うようになれることが真の意味で大人になることであるという風に理解されている。ニコラの場合、後記の事件を経て艦隊勤務となった後は、これまでの少年のような表情から一転して、冷静な大人の表情になっており、口調も格段に大人びたものに変わっている。
他のトップレス能力者の肉を食べることで能力を維持できると考えられている。サーペンタイン姉妹が変動重力源の肉を食べていたのはこのためである。彼女らは「秘密サークル」の目的である「永遠のトップレス」を得るために様々な実験の被験者になっているという。実験の成果か、この姉妹は通常よりもかなり長く能力を維持している。その実年齢は極秘で、真相に触れた者はカシオのように飛ばされるか、下手をすると抹殺される。
第5話において、ニコラがトップレス能力を失わないようにするために(正確には復活させるために)ノノを強姦しようとした。これはニコラがバスターマシンであるノノを「永遠のトップレス」であると解釈したことによる。しかし性行為によりトップレス能力を維持できるかどうかはともかく、ノノは科学の力で建造された純粋なロボットであるから、無駄な努力といえる。
宇宙怪獣との関係
本編で明らかになったのは、前作から登場する宇宙怪獣(変動重力源)もトップレスと類似する能力を有していることである。ただ、人間のトップレス能力者とはその威力において大きく違う。宇宙怪獣の場合はこの能力を用いることで宇宙服なしで生物のまま宇宙空間を亜光速で航行でき、また縮退炉なしでワープし、亜空間においてもレーダーなしでお互いや敵の位置を知ることができ、更にはエネルギー弾として使用できるなど人間のトップレス能力者とは一線を画している。そして何よりも大きな違いは、宇宙怪獣は「あがり」を迎えないということである。その意味で、進化の最終形態は宇宙怪獣ということになるのかもしれない。
最終話でも枢密参謀たちの補佐役を務めるアンドロイドが、人類そのものが変動重力源(宇宙怪獣)に進化する可能性を指摘しており、トップレスがその第一歩だと窺われる。この点について、劇場版では台詞が変更されており、アンドロイドはトップレスが人類の新たな敵になる可能性を示唆した。これに対して枢密参謀たちは、「異星の怪獣」(変動重力源)と戦うよりもはるかに人間らしい戦いになるだろう、として変動重力源の撃退を優先させている。このため、エグゼリオ変動重力源撃破の後も、トップレス能力を排除する人類の方針には変化がなかったものと推測される。
シリウス文明との関係
シリウス文明においてトップレスと同様に人間の意思力にて独自の超・能力(理力)を発揮し、戦闘兵器を構築し、宇宙怪獣と同様に自らの超・能力にてビームなどの攻撃やワープを行う描写が用いられているが、トップレス能力との関連性については不明。タイタン変動重力源の調査の際にシリウス文明のトップレスではないかとわずかに発言があるだけである。しかし、理力を使用するための理論が確立しているため、トップレス能力とは別の科学が発達した末の人間の進化とも言える。ちなみにシリウス文明の理力には「あがり」はなく、かなりの高齢者でもその力を維持している。

宇宙軍 [編集]
総兵力は90万人とされる。一見少ないようだが、これで十分だと説明されている。太陽系内部に敵はいない上、太陽系外部に出ることもできないからである。宇宙軍の兵力では宇宙怪獣に太刀打ちできないことからフラタニティが戦闘の中心になっており、実際の宇宙軍は張り子の虎に等しい状況になっている。結局のところ、実際にはフラタニティのために弾薬補給や援護を行うだけの任務になってしまっており、宇宙軍の軍人たちはこの現状をかなり不満に思っているらしく、フラタニティやトップレスは幹部たちからもあまりよく思われていない[9]。7号の出現後、トップレス能力が忌むべきものとされフラタニティの活動が停止することになったため、対変動重力源の任務は基本的に宇宙軍のものとなった。最終決戦においてはフラタニティとは一応、連携してともに陽動作戦にあたった。その後は縮退炉技術を取り戻したことで変動重力源への対抗が可能となった。

編成
太陽系各地に第1軍から第15軍を配備している(第6、第11は欠番)。このうち第1軍から第3軍は重要とされ、第1軍が地球、第2軍が月、第3軍が神無月星に配備されている。言うまでもなく地球は母星、月は首都凍京があり、神無月星は宇宙怪獣と対峙する最前線である。またこれらの艦隊には最大級の戦艦であるモンクレール級が配備されている。なお、第2軍と第3軍は変動重力源との戦闘で大損害を受けた。
トリトンレーダーサイトなどが最前線に配備され、宇宙怪獣の侵攻や動向を監視している。
艦艇
総数は776隻あり、作中には戦艦マダガスカル級と最新鋭の巡洋艦ララ級が登場した。主力の装備はレーザー砲であるが、魚雷なども装備している。
マシーン兵器EVO-3
汎用性の高い小型兵器でかなりの数を配備している。スラスター等を追加し宇宙空間でも活動できるEVO-4も存在するが、もちろん宇宙怪獣に太刀打ちできるものではないので、主な用途は補給活動、防御網の構築、偵察、救助活動などの雑務である。また地上にも配備されており、パトロールなどに使用されている。
宇宙怪獣と戦うという宇宙軍の任務を考えると頼りない存在だが、上のような活動における性能は極めて高い上、対人という点では相当に強力な兵器となる。
フラタニティ候補のトップレスは最初に地上で研修を受けることになるが、ここでマシーン兵器を使った操縦技術等の訓練を受ける。その際、努力と根性の名の下、鉄下駄をはいたマシーン兵器で訓練を行う(小説版)。電気系統による操作のためパイロットに負担はかからないが。
武器は機関砲が常備されているが、他の種類の武器も装備できるようだ。
兵器
上にも述べたように、主力はレーザー砲のようである。光線の色は旧帝国時代の赤ではなく青。縮退炉をもつ宇宙怪獣に攻撃が通用しない。
他には魚雷も装備しているが、これも光子魚雷ではない。るくしおん艦隊に装備されていたようなものと同じと考えられる。
最大級のモンクレール級戦艦にはグラビトロン砲が装備されている。これは電子兵器だと説明されているが、作中では「重力主砲戦用意」の号令がかかっている描写があることから、重力兵器だとの説もある。電子兵器だとする説明によると、モンクレール級に搭載された3基のエーテルエンジンの出力を使って艦首から発射するようである。宇宙怪獣に対抗するための切り札としてつくられたようだが、本来は航行に使うエンジンを利用する兵器であることから射撃後エンジンの出力が落ちて艦が動かなくなるという致命的な欠点があるため、象徴的な兵器になってしまっている。
旧科学の喪失と新技術の開発
縮退炉の封印以降、人類は旧帝国時代の技術を失っていった。例えば、亜光速での航行を可能とする対消滅機関やエーテル流体力学を応用した船体の設計などの技術も失われてしまった。このため、旧帝国時代の宇宙船が基本的に先端の尖った構造をしているのに対して、宇宙軍の艦艇は基本的に流線型ではない。最新鋭のララ級も、エーテルの抵抗の大きそうな構造をしている。
亜光速航行を可能にする新技術としてエーテルエンジンが開発されている。これは密閉して回転させると安定して回転を続けそれにより強力な磁場を発生させるというエーテルの特質が発見され、これを宇宙船の動力源として応用したものである。これにより、核融合炉によりエーテルに回転を与えれば旧科学の対消滅エンジンに匹敵する出力を得ることが可能になった。

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2009年04月12日 10:03に投稿されたエントリーのページです。

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